速読できればこんなにいいことはないです。つまんないビジネス書類なんかも速読でサラリと読み終えてしまえば、自分の自由時間も増えるというものです。なにから何まで本気で読まなくたって、その時々に応じてチカラ加減ですよ。速読すれば本気のときも効果抜群だとか。学校の成績が伸びた、資格試験にパスした、速読に精通すれば処理能力が向上するようで、あらゆる場面で速読が役立つようです。事前情報ではそういうことでした。
分かっちゃいるけどなんとなく腰が重いですね。速読をマスターするまでの訓練期間がツラそうで（笑）。訓...

調べてみると速読法も何種類かあって、自分に合うやり方で速読法をマスターしましょう、みたいな、ことが、そこかしこに書かれていました。自分に合うやり方って何でしょうか。やってみないと自分に合うかどうか判断できないですよね。腰が重いのに速読術界の門をたたきっ放しをやらないと、自分に合う速読法が見つかりません。速読法をマスターしたい！ みたいな情熱なくして、速読法の上達なしです。あたりまえですけど、ここでも情熱が問われています。「どんだけやる気あるの？」これですよね。速読術界の門をたたきっ放しの人けっこ...

９マス速読法、というのも、あるんですね。ユニークな速読法です。パッと見たときの、見たものを、１フレームとして捉え、これを３×３のマス、つまり９マスに分割して見るという速読法です。新聞のような比較的大きな画面を読みくだすのに向いているんじゃないでしょうか。なぜなら９マスに分割するには、たとえば文庫本サイズだと分割しづらいかな、と思うからです。画面が小さいので。
速読法は、ただ単に速く読めばいいということだけではなく、処理能力全般にかかわる、能力開発も、同時に期待されていますから、こういった９マス速...

記憶術で、周辺から関連づけて記憶していく、という方法が、ありましたよね。それです。マスとマスを関連づけて認識すると、スッと頭に入りやすいのです。記憶しやすいということは、読みくだしやすい、ということなんです。だから速読法の枠内で、９マス速読法が語られていると、そういうことなんです。「なんだ記憶術の本じゃないか」と匙を投げちゃってるご意見が、とても多かったです。
９マス速読法であれ何であれ、習い事はまず信じるところから始まるのかもしれないので、これはこれとして信じて精通するところまでやってみれば、...